祭というと出店や神輿を思い浮かべるのが普通なのだが 本来、祭とはなんなの? |
祭の古語は「万葉集」にもでてくる「まつらふ」で、神様を招いてお供えをし、悪や病を退け福をもたらしてくださるように祈ることだそうで、大祭、祭礼、神幸祭などというのが一般に「祭り」というそうです。
祭りというと必ずでてくるものの中に神輿があります。
そもそも神輿は神様が巡行するときの乗り物。
だから神様の数だけあるのが一般的だそうで、例えば、三社祭りでは一の宮・二の宮・三の宮の3基の神輿があります。
ちなみにこの3基の神輿は関東大震災などの幾多の火災を乗り越えてきたのですが戦災により焼失してしまったが幸いに設計図が残っており、戦後には復元されいまに至っています。
その神輿は普段は御仮舎という鳶職が伝統的に丸太や青竹を使って作られるところに保管してあるそうです。
その伝統的なやり方は代々受け継がれてきた先輩たちから自然に学んできたそうです。
祭りは主催者・参加者・観衆の三者によってなりたっているがこの三者が一体になってこそ素晴らしい祭りが成り立つのはいうまでもありません。
浅草のそんな祭りの名脇役とも言えるのがメトロ通りやオレンジ通り、浅草寺周辺に飾られた数多くの高張提灯。
それに火が灯る光景は夢のように美しいです。
そんな浅草の三社祭には毎年300万人のギャラリーでにぎわっています。
地域住民のみならず多くのギャラリーなどの拍手や応援などでいつも盛り上がっている浅草三社祭。
人の住まない「ふるさと東京」の多い中で、三社祭りの持つ意義は大きいといえるでしょう。
注/日時・場所・その他内容の詳細はそれぞれの公式サイトで必ずご確認ください。
2024年1月(睦月) | ||
1日 | 初詣 | |
元旦に神社・仏閣に参詣すること。昔はその年の大吉方、俗にあきの方にあたる方角の社寺に参詣すると1年の福寿が得られるといわれていました。 | ||
7日 | 大根まつり | |
待乳山聖天にて。百味供養として、大根、酒、団子に野菜等を供え、家内安全、商売繁盛を祈る法会。法会が終わったら参会者で大根を煮て酢味噌で食べます。 | ||
8日 | とんど焼 | |
鳥越神社にて。正月の片付けものを燃やすという儀式。この火にあたると、1年が無病息災に過ごせるという言い伝えがあります。 慎ましく行われ、火は迫力満点でした。TV撮影も入っていました。 |
2024年3月(弥生) | ||
3日 | 東京マラソン2024 | |
浅草雷門前をランナーが走ります。市民ランナーが参加します。 新宿都庁前スタート 車いすマラソン9時5分 マラソン9時10分 マラソン: 東京都庁~水道橋~上野広小路~神田~日本橋~浅草雷門~両国~門前仲町~銀座~田町~日比谷~東京駅前・行幸通り 10.7km:東京都庁~飯田橋~神田~日本橋 |
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18日 | 金龍の舞 | |
628年3月18日に宮戸川(現:隅田川)から金の聖観音がひきあげられたという伝承にちなんで、行われる。 「金龍の舞」奉演 法要は14時から 浅草寺境内にて。 動画はこちらで見られます! |
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17日・18日 | 浅草神社本社神輿「堂上げ」「堂下げ」 | |
18日 | 浅草寺本尊示現会 | |
春まだ浅い3月半ば、浅草寺本尊示現会(じげんえ)が執り行われます。このお祭りのハイライトは浅草神社本社神輿の「堂上げ」「堂下げ」。これは、浅草寺の御本尊となった観音様を海中から救い上げてお祭りし、後にその功績で浅草神社に祭られた一之宮(土師真中知)、二之宮(檜前浜成)・三之宮(檜前竹成)という三体の御祭神が、年に一度、浅草寺の本堂に赴き観音様と体面される行事で、現在では3月18日に近い土、日に古式に則って行われます。土曜日夕刻、三神体を乗せた本社神輿三基は、氏子衆により浅草寺本堂外陣へ「堂上げ」されます。それぞれの神輿は重さ1トン以上もあり、松明の明かりの中で、ゆっくりと本堂階段を担ぎ上げられてく様子はまさに圧巻。三神体は浅草寺一山の読経の後、観音様の御前に一晩奉安されます。翌日午前、神輿三基は再び氏子衆の手により本堂から「堂下げ」され、夕刻には浅草神社に戻されます。 荘厳かつ優美な、5月の三社例大祭のプロローグともいえるお祭りです。 |
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3月17日~ 4月7日 |
隅田公園桜まつり | |
桜の名所。 | ||
30日・31日 | 桜橋花まつり | |
桜の名所。隅田川桜橋周辺にて。 10時30分~17時まで。 |
2024年6月(水無月) | ||
7日~9日 | 鳥越の夜祭 | |
神社神輿は「一千貫」と称し都内随一といわれるスケール。 | ||
29日・30日 | お富士さんの植木市 | |
麓の富士浅間神社で催される祭礼にちなんで、植木市が開かれます。 |
2024年9月(長月) | ||
15日 | 2024浅草サンバカーニバル | |
リオのカーニバルの日本版。 |
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20日 | 開山会香湯加持会 | |
待乳山聖天にて。 | ||
25日 | 人形供養大祭 | |
清水観音堂にて。 脇尊の子育観音が有名で、子育観音に祈願し、子供を授かった人達が、お礼に人形を納めたことからはじまった。 |
2024年10月(神無月) | 18日 | 菊供養会 |
浅草寺にて。 菊の花を供えて、加持祈祷をうけた菊と交換して持ち帰る。この菊を枕に入れておくと長生きできるという伝えも。 |
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18日 | 金龍の舞 | |
浅草寺にて。 | ||
10月中旬~ 11月中旬(予定) |
浅草菊花展 | |
浅草寺境内の特設会場にて盆栽、大作、懸崖など1000点が展示される。 今年は江戸城や葵の紋など浅草菊花会の特別作品も出品される予定。 |
2024年12月(師走) | ||
17日~ 19日 |
羽子板市 | |
歳の市とも言われ、装飾用の大きいものから子供用まで様々な羽子板が揃っています。 | ||
- | 花川戸はきだおれ市 <2023年は開催中止> | |
浅草近隣の靴・履物問屋が地場産業の活性化を目的として開催しています。花川戸公園がメイン会場 | ||
31日 | 除夜の鐘 | |
浅草寺にて。 |
注/日時・場所・その他内容の詳細はそれぞれの公式サイトで必ずご確認ください。