はじめまして、地元浅草に住む食べ歩きが大好きで、趣味がダイエット!?という“もりもり”です。
今回から、私のおすすめの美味しいお店に行って地元に住む者ならではの生の感想をレポートしていきます。
皆さんの浅草食べ歩きのお役に立てればと思っています。
第二回「初小川」さん紹介!
「女将」
粋な和服美人です。
「三社ポスター」
誰もが見たことのある、三社祭りと、お酉様のポスターは、2代目のご主人が書いたもの。。
今日は。夏本番間近!!暑くて食欲がでない~という方も多いのではないでしょうか?
そこで、第2弾は土用の丑の日を前にうなぎの「初小川」さんをレポートします。
何故かうなぎを食べると元気が出ますよね!食欲が無くても、あのうなぎを焼く匂いがどこからか流れてくるとお腹がすいてきちゃいます。
「初小川」さんはといえば、美人女将で有名です。浅草生まれの浅草育ち、子供の頃から、三社祭りが大好きで現在もお店はほとんどお休みをしないのに、三社祭りの時だけは、3日間お休みされるそうです。
三社祭りでは、子供の頃はお神輿を担ぎ、白鷺の舞を舞われ、現在はお囃子でお祭りを盛りたてておられるそうです。
14人も入れば満席という店内には、2代目店主の関口初太郎さん(現在の女将さんのお父様)の書かれた絵や、ポスターが飾られていて、お店の雰囲気を作りあげています。この絵、どこかで見覚えが?!そうです。観光連盟のポスター等でしばしば登場する絵が実は初太郎さんの作品なのでした。
お客さんは、地元の方が多く何十年来のお客様もいらっしゃるそうです。
お店のこだわりは、甘味を入れない辛口のタレ、明治の創業以来ずっと継ぎ足しで使い続けている秘伝のタレです。江戸っ子は辛口が好きなんですよね。
そして、うなぎは注文を受けてからさばき、蒸して焼くので約30分はかかります。蒲焼が焼けるまで特製のみそ豆や、こんにゃくをつまみにビールを飲んでいると、うなぎのいい匂い・・・!!
みそ豆は林家こぶ平さんが大好きで必ず注文するという、大豆の素材の味をいかしてとても柔らかく、辛し醤油と、長ネギと混ぜて食べるとビールが進む一品です。そして数があまりないため予約か、コースのお客さんだけ食べられる、肝焼きを食べ終わる頃にうな重が出てきます。
その前にまだお腹に余裕がある方は、白焼きも絶品です。やわらかくて、脂ののっているうなぎを、わさび醤油でさっぱりといただけます。
そしてメインのうな重と、肝吸いを食べれば幸せな気分になっちゃいます。ううな重は、辛口のタレといってもご飯にかかっているとちょう良い感じで、最後の一粒までぺろっと食べられてしまいます。
そして、肝吸いは、なんと50円という驚きの値段。
肝吸いだけはずっとこの値段だそうです。
冬になれば、店内中央にある囲炉裏でお燗をしながら飲めるんです。
「うな重」
辛口のタレがこだわりです。
「みそ豆」
お酒も、ご飯も進みます。
「店内」
お店の雰囲気とメニューは一体となっています。
5千円コース | こんにゃく、みそ豆、(他小鉢)肝焼き、白焼き、うな重、肝吸い |
メニュー | |||
みそ豆 | 400円 | ||
こんにゃく | 200円 | ||
肝焼き | 500円 | ||
板わさ | 500円 | ||
白焼き | 2200円 | 1700円 | 1300円 |
うな重 | 2200円 | 1700円 | 1300円 |
- 第一回「梅むら」さん
- 第二回「初小川」さん
- 第三回のお店は閉店しました。
- 第四回「櫻田」さん
- 第五回「芋と串むぎとろ」さん
- 第六回「一松」さん