第6回は「浅草十二階/凌雲閣」です。
写真の下に解説があります。
第6回
浅草十二階/凌雲閣
地上52メートル。日本初のエレベーターを備えた東洋一の塔が111年前の11月11日、浅草に誕生。日本の一般大衆が始めて都市の眺望を手に入れた瞬間でした。階上からは遠く品川の海も見晴らせ、またその威容は上野の山や神田のニコライ堂からも望むことができたといいます。凌雲閣は東京の象徴として多くの錦絵や絵葉書の題材になり、また数多くの文豪が小説にも採り上げました。関東大震災で倒壊したものの、その姿は戦後の仁丹塔に引き継がれ、ノスタルジックな浅草を代表するモニュメントとして今も人々の心に息づいています。
1.大正2、3年頃
2.大正中期
3.明治45年
4.明治30年代末期から40年代はじめ
5.明治38から42年頃
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Photo出典:台東区図書館蔵・新撰東京名所図会(明治40年ごろ刊行)・東京名所画帖(明治末頃刊行)・大東京写真帖(昭和5年刊行)
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