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人情の町こだわりの町、日本のふるさと浅草。
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浅草が浅草らしくあるのも陽になり陰になりしながら浅草を支える人々がいればこそ。
そんな浅草人を「浅草い〜とこ」ではシリーズで紹介していきます。
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第一弾
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| 浅草神社 禰宜 矢野 幸士(やの こうじ)さん |
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今回は「浅草い〜とこ」の記念すべき第一弾ということで、いかにも浅草と言える人物に登場いただきました。 由緒ある浅草神社を禰宜として取り仕切っておられる「若宮司様」こと矢野幸士さんです。 お役目柄ご年配の神主さんをイメージして訪問させていただいたところ、さすがは「若宮司様」と呼ばれるだけあってまず矢野さんのお若さに驚くものの、お話を伺ううちにその年齢からは想像もつかない落ち着いた物腰と神職らしい誠実さに再び驚かされました。
知る人ぞ知る浅草神社ですが案外ご存知ない方も多いですね。 |
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「もともと浅草寺創建に関わる3人の方々を三柱の神様としてお祭りしているのが浅草神社ですから浅草寺とはとても深い関係にあり、いわばお寺さんと一体です。 たまたま明治時代初期の神仏分離令以降分かれておりますが、あくまで浅草寺とのつながりの中で存在する神社です。 ですから特段区別されなくてもいいと思っていますし、三社祭を通して神様に触れていただければいいと思っています。浅草神社とはそういうところです。」 |
| そもそも神職になられたきっかけは。 |
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「出身は浅草でなく山口県なんです。普通の勤め人として某自動車メーカーで開発を担当していたんですが、たまたま現宮司様の親戚筋にあたることから一転して神職の道に入りました。 実は神職というものを理解して入ったわけではなく、入ってみて事の重大さを理解し始めたんです。改めて受験勉強をやり直し、神職課程のある國學院大學に入学。 そこで神道や神社のあり方を学びました。 |
| 今の神職のお仕事は如何ですか。 |
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「仕事が趣味のようなもので全ての仕事にやりがいを感じています。 祭祀を第一として勤めさせていただいています。平成8年の社殿大改修以降、年祭も復活させました。」 |
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弱冠26歳ながら若宮司様の神職としての心構えはさすがです。 朝は6時半に神社を開け掃除を欠かしません。 「自ら掃き清めた境内のすがすがしさはたまらない」とか。 365日休みなし。 12月31日、大晦日の22時に行う「除夜祭」のお勤めを終えた後、「駆け抜けてきた1年を振り返ると万感の思いで胸が込み上げてくる、その時が一番充実感を感じる」そうです。
最近浅草神社での神前結婚式が人気ですね。 |
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「式を挙げられるお二人には必ず事前に神社にお越しいただき神前結婚式の意義をご説明申し上げて、ご理解いただいた上で挙式していただくようにしています。 御扉(みとびら)の中に神様がいらっしゃることをお考え下さいとさりげなく神前の厳かさをご理解いただき、挙式の次第1つ1つの意義をわかりやすくご説明申し上げて神前結婚式の意義をこの神社の空気の中で感じ取っていただいています。」
「件数は少なくてもいいので1件1件に心を込めて携わらせていただきます。 |
| ちょうど先月三社祭が終わりましたが、本当に盛大でまさに浅草の一大イベントですね。 |
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「三社祭が地域連帯の要の役目を果たさせて頂いていることは非常にありがたいことだと思っています。 ただ、「お祭り」は「イベント」とは本質的に異なりますからその違いをどう若い人にご理解いただくかが私のこれからの課題です。 伝統を踏まえつつも浅草神社らしい神社のあり方を氏子の皆様と手を携えて作っていければと思っています。 特に若い人たちに神社の年中行事にも参加いただいて、神社とは、お祭りとは、神様とはを学んでいただけるような神社にできればと思っています。 何十年掛かるか判りませんが、50・60年後の私の子供の代には結果が出ているでしょう。」 |
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浅草神社の歴史と伝統の重みに加えて神職として生きることの重みをも背負って立たれる若宮司様の夢は子供の代まで見越した遠大な夢です。 昭和48年生まれ。O型。ご家族は美しい奥様と1歳半のかわいいご長男「真尋(まひろ)くん」。奥様もとある神社のご出身とか。まさに神社一家。 浅草寺創建ゆかりの土師仲知(はじのなかとも)氏の第62代に当たる現宮司様の後に続く若宮司様、そして真尋くん(若々宮司様?)。 浅草神社は浅草の鎮守様として、また浅草のシンボルとして、若宮司様を中心に新たな21世紀を歩み始めようとしています。 |
| (文責:時代屋) | |
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